まず最初に一番大事なことを伝える. この情報フルエンシー(Pythonによるアルゴリズムと問題解決の技法)はプログラミング上級者向けの講義である. 上級者向けなので
といった基本的なことは解説しない. それはすでにわかっているという前提の講義である.
目安としては,(平均的な)情報理工学科3年生程度のプログラミング能力があることを前提としている.
ただしPythonというプログラミング言語のことは知らなくても構わない. Pythonという言語の使い方は説明する上,そもそも簡単なのですぐに使えるようになると思われる.
繰り返しになるが,この講義は初心者向けではない. 自分には合わないなと思ったら,遠慮することなくwithdrawして欲しい. そして将来プログラミング能力の基本を身に着けてから再び来て欲しい.
Pythonの特徴は以下の通りである.
科学技術計算モジュールに関しては,コンピュータールームでは使えないので,紹介に留める. 興味が湧いたら自分のパソコンなどにインストールして試してみて欲しい.